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性病は性行為で基本的には感染しますが、必ずしも性行為だけが原因とは言えないものもあります。
また、その時に気をつけていなかったから感染したとは限らないで、過去に罹った物が新たに発現する事も珍しくはありません。

例えば、特に有名な性病としてクラミジアがあります。
この病気は感染したことに気付かないケースもあり、いつ罹ってしまったものかわからない事も多くあります。
喉にも存在する事があるため、キスでも感染する事もあり、注意が必要な病気です。

また、トリコモナスの場合は水中でも生きられるので、浴槽や便座、下着などが原因となることもあります。
この性病も当然コンドームなしの性行為によって感染する疾患ですが、プールなどで罹ってしまう事もあります。
特に女性の一割が罹っているとされているので、その感染率は高く注意が必要です。

また、不妊の原因となる淋病もキスで感染する事が報告されています。
また、タオルなどの使い回しもリスクがあると言われており、細菌自体は弱いものの感染する可能性がある事は覚えて置かなければなりません。

また、エイズの発症原因となるHIVウイルスは、性行為自体の感染率は一回あたり1%未満とされていますが、感染者の血液を誤って輸血してしまった場合や、母子感染などが経路となります。
特に輸血に関する問題は、血友病患者への輸血で起きた薬害エイズ事件によって著名になった感染経路で、感染確率が非常に高くほぼ100%に近いとされています。

このように、性病は性行為で感染する経路以外にも多く存在しているという事が分かります。
しかし、社会的に性病は、性行為で感染したとレッテルを貼られてしまい、本人に対するハラスメントが横行しているものでもあります。
疾患による苦痛に加えて、社会的、二次的な苦痛が起こる事を誰もが知っておく必要があるといえるでしょう。